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支える研究 積分球データベース金積分球

金積分球は、サンドブラストしたアルミの筐体に金を蒸着したもので、1-2μm帯の評価に特化して開発されました。

JAXAセンサ研究グループで所有している金積分球は、2012年に運用を開始し、これまでに、地球観測衛星しきさい(GCOM-C)に搭載された多波長光学放射計(SGLI)の短波長赤外バンドや、地球観測衛星データの検証に用いる地上用光学センサの評価に用いられています。

金積分球

分光放射輝度校正値(開口径30cm)

5段階の輝度レベル(ランプセット)について、国家標準である産業技術総合研究所所有の黒体炉にトレーサブルな黒体炉を使い、定期的に分光放射輝度を校正しています。

高輝度側の3段階は800-2300nm、その他の2段階は1200-2300nmの範囲を、10nm間隔で校正しています。

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輝度むら(開口径30cm)

開口面からは一様な拡散光を射出しますが、若干のむらがあります。開口面と平行に単色輝度計を動かし、2cm間隔で測定して、開口面の中心における測定値との差を評価しています。

最高輝度レベル4.05A(50W)x8+0.780A(10W)x8運用時の1640nmの例
50Wランプ8個運用時の1640nmの例
50Wランプ4個運用時の1640nmの例
10Wランプ8個運用時の1640nmの例
10Wランプ4個運用時の1640nmの例

以下のデータをダウンロードできます

最高輝度レベル4.05A(50W)x8+0.780A(10W)x8運用時
50Wランプ8個運用時
50Wランプ4個運用時
10Wランプ8個運用時
10Wランプ4個運用時

角度むら(開口径30cm)

開口面の中心に対し、左右上下方向に最大7° の角度から単色輝度計で測定して、角度0° における測定値との差を評価しています。Leftは左から右向きに、Rightは右から左向きに、Downは下から上向きに、Upは上から下向きに、それぞれ開口面中心を測定したものです。

50Wランプ8個運用時の1640nmの例

以下のデータをダウンロードできます

最高輝度レベル4.05A(50W)x8+0.780A(10W)x8運用時
50Wランプ8個運用時
50Wランプ4個運用時
10Wランプ8個運用時
10Wランプ4個運用時