プロジェクト等 官民共創推進系開発センター 情報提供の募集：官民共創推進系開発センターの運用業務の調達に係る情報提供要請（RFI）

2024年4月3日更新
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
研究開発部門　第四研究ユニット

【お知らせ：説明会参加申し込み期限の延長について】
「問い合わせ先」メールアドレスの誤設定により、4月2日（火）以前に送信いただいたメールが届いていない可能性があります。4月2日（火）以前に説明会への参加申し込みメールを送信された方は、恐れ入りますが、再度送信いただけますようお願い申し上げます。これに伴い、説明会参加申し込みの締め切りを4月8日（月）15時に延長させていただきます。

昨今の世界的な民間事業者による宇宙開発参入の流れを受け、わが国でも民間主導による宇宙輸送システムの実現が期待されています。これまで国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（以下、「JAXA」という）は、我が国の宇宙開発に必須なロケットエンジン試験設備（以下、「試験設備」という）を保有し、研究開発を行ってきました。このような大規模試験設備を民間事業者が自ら準備することは難しいことから、JAXAではロケットエンジンの開発試験を効率的に実施できる設備を整備し民間事業者と共用することで、民間事業者による宇宙開発参入の機会拡大を図り、民間主導による宇宙輸送システムの実現に貢献することを目的として、官民共創推進系開発センター（以下、「共創センター」という）の整備を進めています。

共創センターでは、民間事業者も効率的に試験が実施可能なロケットエンジン試験設備を整備するとともに、ユーザサポートにより、新規参入事業者にも容易に利用できるようにする計画です。これまで、試験設備はJAXAが主体的に運用し、定型的な維持・運転作業のみを請負化してきましたが、共創センターではユーザとなる民間事業者の利便性に配慮し、試験設備の管理、ユーザサポートを含む共創センター運用の全体を範囲として請負化する作業を進めています。

本情報提供要請（RFI：Request for Information）は、2025年に完成予定のロケットエンジン試験設備の維持・運転を含む共創センター運用事業者のRFP（Request for Proposal）による選定に先立ち、必要となる前提条件や提供可能なサービス内容などについて情報収集し、JAXA内での検討と合わせたRFPの仕様検討の参考とすることを目的としています。