ワイヤレス化の研究
衛星内の搭載装置間のデータ通信および電力伝送の配線をワイヤレス化し、新しい衛星設計・試験プロセスを具体化するものです。これらを実現する要素技術の確立を経て、衛星システム設計の最適化、汎用性を追求します。

地球観測衛星データのオンボード処理技術の研究
ふよう1号(JERS-1)、だいち(ALOS)、だいち2号(ALOS-2)と着実に進歩してきた合成開口レーダの性能を継続し、肥大化する観測データを衛星上で利用目的に応じて集約・処理する技術を確立し、革新的な衛星システムを提案します。

環境適応宇宙ロボティクスの研究
将来の探査や軌道上サービスを目標とした宇宙ロボティクスの技術を獲得します。研究のアプローチとしては国際宇宙ステーションのクルー作業のロボティクス技術による自動化などの具体的なミッションへの実装を通しての技術獲得を目指します。

宇宙用GNSS受信機技術の研究
我が国の自律性と競争力を高めるため、国産のGPS受信機(GPSR)の開発を行っています。
